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ハイデガー『存在と時間』(三)③

存在と時間(三) (岩波文庫)作者: ハイデガー,熊野純彦出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2013/09/19メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見る 熊野純彦訳『存在と時間』第三分冊についての記事三つ目。この記事では第二篇第三章(第六十一節〜第六十…

ハイデガー『存在と時間』(三)②

存在と時間(三) (岩波文庫)作者: ハイデガー,熊野純彦出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2013/09/19メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見る 熊野純彦訳『存在と時間』第三分冊についての記事二つ目。この記事では第二篇第二章(第五十四節〜第六十…

ハイデガー『存在と時間』(三)①

存在と時間(三) (岩波文庫)作者: ハイデガー,熊野純彦出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2013/09/19メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見る 熊野純彦訳『存在と時間』第三分冊についての記事一つ目。この記事では第二篇第一章(第四十五節〜第五十…

ハイデガー『存在と時間』(二)④

存在と時間(二) (岩波文庫)作者: ハイデガー,熊野純彦出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2013/06/15メディア: 文庫この商品を含むブログ (5件) を見る 熊野純彦訳『存在と時間』第二分冊についての記事四つ目。この記事では第一篇第六章後半(第四十三節〜第…

心身二元論史

院試のために哲学史を勉強したのでついでに思ったことを書き留めておこうと思う。哲学史は見方によって様々な面を切り取ることができるが、ここでは心身二元論の起源と発展、批判に注目してみたい。基本的に私は心身問題に対してデネットの物理主義的立場に…

最近『アリス・イン・カレイドスピア 1』

アリス・イン・カレイドスピア 1 (星海社FICTIONS)作者: 最近,あずき出版社/メーカー: 講談社発売日: 2015/07/16メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (10件) を見る この記事では最近『アリス・イン・カレイドスピア 1』を解釈していく。…

大今良時/山田尚子『聲の形』

koenokatachi-movie.com 聲の形(1) (週刊少年マガジンコミックス)作者: 大今良時出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/01/17メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 大今良時の『聲の形』が山田尚子監督、京都アニメーションによって映画化された…

Daniel C. Dennett "Elbow Room: The Varieties of Free Will Worth Wanting" 第7章

Elbow Room: The Varieties of Free Will Worth Wanting (MIT Press)作者: Daniel C. Dennett出版社/メーカー: A Bradford Book発売日: 2015/08/07メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る この記事ではDennettの"Elbow Room"の第7章「なぜ私たちは自…

Daniel C. Dennett "Elbow Room: The Varieties of Free Will Worth Wanting" 第6章

Elbow Room: The Varieties of Free Will Worth Wanting (MIT Press)作者: Daniel C. Dennett出版社/メーカー: A Bradford Book発売日: 2015/08/07メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る この記事ではDennettの"Elbow Room"の第6章「「別のやり方も…

Daniel C. Dennett "Elbow Room: The Varieties of Free Will Worth Wanting" 第5章

Elbow Room: The Varieties of Free Will Worth Wanting (MIT Press)作者: Daniel C. Dennett出版社/メーカー: A Bradford Book発売日: 2015/08/07メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る この記事ではDennettの"Elbow Room"の第5章「自由の観念のも…

Daniel C. Dennett "Elbow Room: The Varieties of Free Will Worth Wanting" 第4章

Elbow Room: The Varieties of Free Will Worth Wanting (MIT Press)作者: Daniel C. Dennett出版社/メーカー: A Bradford Book発売日: 2015/08/07メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る この記事ではDennettの"Elbow Room"の第4章「自作の自己(Sel…

Daniel C. Dennett "Elbow Room: The Varieties of Free Will Worth Wanting" 第3章

Elbow Room: The Varieties of Free Will Worth Wanting (MIT Press)作者: Daniel C. Dennett出版社/メーカー: A Bradford Book発売日: 2015/08/07メディア: Kindle版この商品を含むブログを見るこの記事ではDennettの"Elbow Room"の第3章「制御と自己制御(…

Daniel C. Dennett "Elbow Room: The Varieties of Free Will Worth Wanting" 第2章

Elbow Room: The Varieties of Free Will Worth Wanting (MIT Press)作者: Daniel C. Dennett出版社/メーカー: A Bradford Book発売日: 2015/08/07メディア: Kindle版この商品を含むブログを見るこの記事ではDennettの"Elbow Room"第2章「理性を実践的にする…

Daniel C. Dennett "Elbow Room: The Varieties of Free Will Worth Wanting" 第1章

Elbow Room: The Varieties of Free Will Worth Wanting (MIT Press)作者: Daniel C. Dennett出版社/メーカー: A Bradford Book発売日: 2015/08/07メディア: Kindle版この商品を含むブログを見るDaniel C. Dennettの"Elbow Room: The Varieties of Free Will…

2016/5/13のNOUS FMで使った曲

2016/5/13放送のインターネットラジオ番組"sprout's dub 94 on NOUS FM"でのmixで使用した曲について書いていく。ラジオ放送のアーカイブは以下から聴くことができる。また使った曲をサウンドクラウドでプレイリストとしてまとめてある。 Flybear - The Hook…

アニメ『放課後のプレアデス』

sbr-gx.jp友人の勧めでアニメ『放課後のプレアデス』を見た。面白いテーマ性を持った作品であり、現在の自分の関心ともリンクする部分があったので本編についての解釈とその前提知識を書いていく。 Ⅰ.前提 1. 量子力学におけるコペンハーゲン解釈と「魔法少…

ハイデガー『存在と時間』(二)③

存在と時間(二) (岩波文庫)作者: ハイデガー,熊野純彦出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2013/06/15メディア: 文庫この商品を含むブログ (5件) を見る 熊野純彦訳『存在と時間』第二分冊についての記事三つ目。この記事では第一篇第五章B、第六章前半(第三…

ハイデガー『存在と時間』(二)②

存在と時間(二) (岩波文庫)作者: ハイデガー,熊野純彦出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2013/06/15メディア: 文庫この商品を含むブログ (5件) を見る 熊野純彦訳『存在と時間』第二分冊についての記事二つ目。この記事では第一篇第五章、第五章A(第二十八…

2016/3/18のNOUS FMで使った曲

2016/3/18放送のインターネットラジオ番組"sprout's dub 94 on NOUS FM"でのmixで使用した曲について書いていく。 ラジオ放送のアーカイブは以下。 また使った曲をサウンドクラウドでプレイリストとしてまとめてある。 josh pan & X&G - platinum (gill chan…

ハイデガー『存在と時間』(二)①

存在と時間(二) (岩波文庫)作者: ハイデガー,熊野純彦出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2013/06/15メディア: 文庫この商品を含むブログ (5件) を見る 引き続き熊野純彦訳の『存在と時間』を読んでいて第二分冊に入った。この記事では第一篇第四章(第二十五…

ハイデガー『存在と時間』(一)④

存在と時間(一) (岩波文庫)作者: ハイデガー,熊野純彦出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2013/04/17メディア: 文庫この商品を含むブログ (14件) を見る 『存在と時間』第一分冊について記事の四つ目(最後)。この記事では第一部第一篇第三章B、C(第十九節…

ハイデガー『存在と時間』(一)③

存在と時間(一) (岩波文庫)作者: ハイデガー,熊野純彦出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2013/04/17メディア: 文庫この商品を含むブログ (14件) を見る 『存在と時間』第一分冊について記事の三つ目。この記事では第一部第一篇第三章、第三章A(第十四節〜第…

ハイデガー『存在と時間』(一)②

存在と時間(一) (岩波文庫)作者: ハイデガー,熊野純彦出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2013/04/17メディア: 文庫この商品を含むブログ (14件) を見る 『存在と時間』第一分冊について記事の二つ目。この記事では第一部第一篇第一章、第二章(第九節〜第十…

ハイデガー『存在と時間』(一)①

存在と時間(一) (岩波文庫)作者: ハイデガー,熊野純彦出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2013/04/17メディア: 文庫この商品を含むブログ (14件) を見る 2013年に出た熊野純彦訳の岩波文庫版『存在と時間』を読んでいる。この記事では序論(第一節〜第八節)…

ダニエル・C・デネット『解明される意識』第Ⅲ部

解明される意識作者: ダニエル・C.デネット,Daniel C. Dennett,山口泰司出版社/メーカー: 青土社発売日: 1997/12メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 108回この商品を含むブログ (39件) を見るre-venant.hatenablog.com re-venant.hatenablog.com 一部読む…

ダニエル・C・デネット『解明される意識』第Ⅱ部

解明される意識作者: ダニエル・C.デネット,Daniel C. Dennett,山口泰司出版社/メーカー: 青土社発売日: 1997/12メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 108回この商品を含むブログ (39件) を見るre-venant.hatenablog.com 一部読むごとに内容をまとめていくシ…

舞城王太郎『深夜百太郎 入口/出口』

深夜百太郎 入口作者: 舞城王太郎,MASAFUMI SANAI出版社/メーカー: ナナロク社発売日: 2015/09/19メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る深夜百太郎 出口作者: 舞城王太郎,MASAFUMI SANAI出版社/メーカー: ナナロク社発売日: 2015/10/21メディア…

2016/1/22のNOUS FMで使った曲

今回はいつも通りの感じに加えて最近っぽい各種ハウスを中心に選曲した。 NOUS FM - sprout's dub 94 (Revenant & kina-kmt) - 2016年1月23日放送分 by Nous Fm on Mixcloud Manila Killa - All That's Left (feat. Joni Fatora) Future Bass初期から活動し…

J.S.ミル『自由論』 / パターナリズム

2年ほど前(学部一回生の頃)に書いたJ.S.ミル『自由論』についてのレビューとそれを踏まえた「パターナリズム*1」についての論考が発掘されたので多少手直しして掲載しておく。 1.初めに 私たちは何かを判断する際に、自分で考えてそれをするか自分より賢い…

2015年のベストリリース

2015年に出たEPやアルバムで良かったものを挙げていく。作曲者のA-Z順に書いているので必ずしもこの順で良いということではない。 Canblaster - Continue? Continue? CanBlaster エレクトロニック ¥1050 10/23にベルギーのレーベル"Pelican Fly"からリリース…

心理の矛盾を許容する

1.矛盾許容論理 矛盾許容論理(Paraconsistent Logic)というものが存在する。それが何なのかと言うと、いわゆる「嘘つきのパラドックス(Lier Paradox)」などの直感的にもっともらしい矛盾を認めた上でも、論理の体系が成り立つようになんとか頑張ろうという試…

2015/12/11のNOUS FMで使った曲

今回のsprout's dub 94 on NOUS FMでは2015年振り返り特集ということでトピックに沿って2015年を代表する曲を選曲した。 NOUS FM - sprout's dub 94 (Revenant & Batsu) - 11th December 2015 by Nous Fm on Mixcloud Nömak & L'homme aux 4 lettres - Horse…

ダニエル・C・デネット『解明される意識』第Ⅰ部

解明される意識作者: ダニエル・C.デネット,Daniel C. Dennett,山口泰司出版社/メーカー: 青土社発売日: 1997/12メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 108回この商品を含むブログ (39件) を見るダニエル・C・デネットの『解明される意識』を読んでいる。この…

帰結主義とフレーム問題

1.帰結主義 ベンサム、J.S.ミルに端を発する功利主義は現在「帰結主義」として倫理学上の主要学説の一つとなっている。 功利主義とはつまり「ある行為が倫理的であること」の定義をその行為が結果として多くの人間を幸福にするかどうかに求める考え方である…

映画『ハーモニー』

project-itoh.com以下に書くのは映画の感想や解釈ではなく、個人的な妄想や心情の吐露である。伊藤計劃の小説『虐殺器官』の文庫版の巻末に付された解説に、2009年7月の星雲賞授賞式に亡くなった本人に代わって登壇した伊藤計劃の母の述懐が掲載されている。…

円城塔『エピローグ』

『屍者の帝国』から3年を経て刊行された円城塔の現時点での最新長編である。エピローグ作者: 円城塔出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/09/17メディア: 単行本この商品を含むブログ (10件) を見るあらすじ オーバー・チューリング・クリーチャ(OTC)が現…

FACTのRustie - EVENIFUDONTBELIEVEについてのQ&A翻訳

偶然読んだ音楽ニュースサイト「FACT」上のRustie - EVENIFUDONTBELIEVEについてのインタビューが面白かったので翻訳してみる。元記事はこちらwww.factmag.com以下翻訳 太字:インタビュアー/斜体:Rustie 現在のあなたの方向性について話したいと思います。数…

大今良時『マルドゥック・スクランブル』

冲方丁の小説『マルドゥック・スクランブル』に出会ったのは中学三年生のころである。 今に至るまで4回は通して読んだし、続編「マルドゥック・ヴェロシティ」も同じくらい読んだ。 縁あって『聲の形』で有名な大今良時によるコミカライズ版をKindleで購入…

なぜブログを書くのか

ブログを始めるにあたって「なぜ文章をブログに書くのか?」「そもそもなぜ文章を書くのか?」という二つの問いに答えたい。 1.「なぜ文章をブログに書くのか?」 思考というのは自分の脳の中にあるだけのうちは基本的にとりとめのないもので、説明的な形で…