2016-01-01から1年間の記事一覧
アリス・イン・カレイドスピア 1 (星海社FICTIONS)作者:最近,あずき星海社Amazon この記事では最近『アリス・イン・カレイドスピア 1』を解釈していく。『アリス・イン・カレイドスピア 1』(以下、本作)は以下のリンク先で最後まで読むことができるので未…
koenokatachi-movie.com 聲の形(1) (週刊少年マガジンコミックス)作者:大今良時講談社Amazon 大今良時の『聲の形』が山田尚子監督、京都アニメーションによって映画化された。本記事では原作、映画双方の内容を視野に入れながら作品のテーマを探っていく…
[asin:B013VZO8Z8:detail] この記事ではDennettの"Elbow Room"の第7章「なぜ私たちは自由意志を求めるのか?(Why Do We Want Free Will?)」の本文要約とコメントを書いていく。第1章〜第6章については以下の記事に書いている。re-venant.hatenablog.com re…
[asin:B013VZO8Z8:detail] この記事ではDennettの"Elbow Room"の第6章「「別のやり方もできた」("Could Have Done Otherwise")」の本文要約とコメントを書いていく。第1章、第2章、第3章、第4章、第5章については以下の記事に書いている。re-venant.hatena…
[asin:B013VZO8Z8:detail] この記事ではDennettの"Elbow Room"の第5章「自由の観念のもとで行為すること(Acting Under the Idea of Freedom)」の本文要約とコメントを書いていく。第1章、第2章、第3章、第4章については以下の記事に書いている。re-venant.…
[asin:B013VZO8Z8:detail] この記事ではDennettの"Elbow Room"の第4章「自作の自己(Self-Made Selves)」の本文要約とコメントを書いていく。第1章、第2章、第3章については以下の記事に書いている。re-venant.hatenablog.com re-venant.hatenablog.com re-…
[asin:B013VZO8Z8:detail]この記事ではDennettの"Elbow Room"の第3章「制御と自己制御(Control and Self-Control)」の本文要約とコメントを書いていく。第1章、第2章については以下の記事に書いている。re-venant.hatenablog.com re-venant.hatenablog.com…
[asin:B013VZO8Z8:detail]この記事ではDennettの"Elbow Room"第2章「理性を実践的にする(Making Reason Practical)」の本文要約とコメントを書いていく。第1章については以下の記事に書いている。re-venant.hatenablog.com 本文要約 ⒉ 理性を実践的にする…
[asin:B013VZO8Z8:detail]Daniel C. Dennettの"Elbow Room: The Varieties of Free Will Worth Wanting"(new edition)の第1章「お化けを育てないで(Please Don't Feed the Bugbears)」を読んだので、本文の内容の要約を書いていく。本書では哲学史上で古く…
2016/5/13放送のインターネットラジオ番組"sprout's dub 94 on NOUS FM"でのmixで使用した曲について書いていく。ラジオ放送のアーカイブは以下から聴くことができる。また使った曲をサウンドクラウドでプレイリストとしてまとめてある。 Flybear - The Hook…
http://sbr-gx.jp/sbr-gx.jp友人の勧めでアニメ『放課後のプレアデス』を見た。面白いテーマ性を持った作品であり、現在の自分の関心ともリンクする部分があったので本編についての解釈とその前提知識を書いていく。 Ⅰ.前提 1. 量子力学におけるコペンハーゲ…
存在と時間(二) (岩波文庫)作者:ハイデガー岩波書店Amazon 熊野純彦訳『存在と時間』第二分冊についての記事三つ目。この記事では第一篇第五章B、第六章前半(第三十五節〜第四十二節)の内容のまとめと感想を書いていく。 第一篇第四章(第二十五節〜第二十…
存在と時間(二) (岩波文庫)作者:ハイデガー岩波書店Amazon 熊野純彦訳『存在と時間』第二分冊についての記事二つ目。この記事では第一篇第五章、第五章A(第二十八節〜第三十四節)の内容のまとめと感想を書いていく。 第一篇第四章(第二十五節〜第二十七節…
2016/3/18放送のインターネットラジオ番組"sprout's dub 94 on NOUS FM"でのmixで使用した曲について書いていく。 ラジオ放送のアーカイブは以下。 また使った曲をサウンドクラウドでプレイリストとしてまとめてある。 josh pan & X&G - platinum (gill chan…
存在と時間(二) (岩波文庫)作者:ハイデガー岩波書店Amazon 引き続き熊野純彦訳の『存在と時間』を読んでいて第二分冊に入った。この記事では第一篇第四章(第二十五節〜第二十七節)の内容のまとめと感想を書いていく。 第一分冊については以下の四つの記事…
存在と時間(一) (岩波文庫)作者:ハイデガー岩波書店Amazon 『存在と時間』第一分冊について記事の四つ目(最後)。この記事では第一部第一篇第三章B、C(第十九節〜第二十四節)の内容とそれについての感想を書いていく。序論(第一節〜第八節)については以…
存在と時間(一) (岩波文庫)作者:ハイデガー岩波書店Amazon 『存在と時間』第一分冊について記事の三つ目。この記事では第一部第一篇第三章、第三章A(第十四節〜第十八節)の内容とそれについての感想を書いていく。序論(第一節〜第八節)については以下の…
存在と時間(一) (岩波文庫)作者:ハイデガー岩波書店Amazon 『存在と時間』第一分冊について記事の二つ目。この記事では第一部第一篇第一章、第二章(第九節〜第十三節)の内容とそれについての感想を書いていく。序論(第一節〜第八節)については以下の記事…
存在と時間(一) (岩波文庫)作者:ハイデガー岩波書店Amazon 2013年に出た熊野純彦訳の岩波文庫版『存在と時間』を読んでいる。この記事では序論(第一節〜第八節)の内容とそれについての感想を書いていく。本書冒頭には熊野純彦による梗概が付いているが、読…
解明される意識作者:ダニエル・C. デネット青土社Amazonre-venant.hatenablog.com re-venant.hatenablog.com 一部読むごとにまとめていくシリーズ三つ目。第Ⅲ部のタイトルは「意識についての哲学的問題」で、意識の「多元的草稿」モデルを使って様々な哲学的…
解明される意識作者:ダニエル・C. デネット青土社Amazonre-venant.hatenablog.com 一部読むごとに内容をまとめていくシリーズ二つ目。第Ⅱ部のタイトルは「心についての一つの経験的理論」である。なお本文引用の際は脚注に「章番号.節番号.段落番号 ページ数…
深夜百太郎 入口作者:舞城 王太郎,MASAFUMI SANAIナナロク社Amazon深夜百太郎 出口作者:舞城 王太郎,MASAFUMI SANAIナナロク社Amazon 舞城王太郎の新刊は短編を100個積み重ねた百物語。前作『淵の王』からの流れのままにがっつりホラーだった。百篇それぞれ…
今回はいつも通りの感じに加えて最近っぽい各種ハウスを中心に選曲した。 NOUS FM - sprout's dub 94 (Revenant & kina-kmt) - 2016年1月23日放送分 by Nous Fm on Mixcloud Manila Killa - All That's Left (feat. Joni Fatora) Future Bass初期から活動し…
2年ほど前(学部一回生の頃)に書いたJ.S.ミル『自由論』についてのレビューとそれを踏まえた「パターナリズム*1」についての論考が発掘されたので多少手直しして掲載しておく。 1.初めに 私たちは何かを判断する際に、自分で考えてそれをするか自分より賢い…